■劇団プロフィール
2000年1月、昭和大学演劇部メンバー有志にて結成。自宅マンションを改造した劇場スペース「はこぶね」や、野外での上演など、空間そのものへの鋭いこだわりを特徴とし、緻密に作り込まれた美術とともに独自の世界観を提示してきた。2009年以降は、国内外の舞台芸術祭へ多数招聘され、近年はVR演劇『ダークマスター VR』など、新たな表現領域にも積極的に取り組んでいる。
■タニノクロウ 1976年富山県出身。庭劇団ペニノの主宰、座付き劇作・演出家。医学部在学中に劇団を旗揚げし、2016年『地獄谷温泉 無明ノ宿』にて第60回岸田國士戯曲賞を受賞。そのほか、2016年北日本新聞芸術選奨受賞、第71回文化庁芸術祭優秀賞受賞。2019年第36回とやま賞文化・芸術部門受賞。2022年、フランス国立ジュヌビリエ劇場アソシエイトアーティストに就任。2024 年より岸田國士戯曲賞審査員を務める。2022年より富山市政策参与を務めた後、2025年5月より富山市政策アドバイザーに就任。