第60回岸田國士戯曲賞受賞作品 タニノクロウ著「地獄谷温泉 無明ノ宿」、ポスト・コロナ時代の寡黙劇「虹む街」販売中です!
「地獄谷温泉 無明ノ宿」
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第60回岸田國士戯曲賞受賞作品。
いつでも、あなたのおこしをお待ちしております。
日本全国、冷えたこころも温める! かつて噴火に見舞われた土地に、人形遣いの親子が謎の依頼状を手に迷いこんだ……一夜限りの出来事。北陸新幹線の開業により消失した多くの生命に、「圧倒的な惨めさ」が魅力の人形劇を捧げる、庭劇団ペニノ主宰タニノクロウの文学的な世界!
「冷と熱のたゆたいが、言葉ではないものによって表現されていることが見事だ。」
――岩松了
「端正で、色っぽく、抑制が効いていて、でもムチムチしてる。」
――岡田利規
「エロティックな解放感にあふれた“生理的な”戯曲だ。」
――ケラリーノ・サンドロヴィッチ
「肉体を持たないものが闇から「肉薄」してくる。」
――野田秀樹
「その静謐な筆運びが何より印象に残る。」
――平田オリザ
「森に響く様々な声が聞こえるような神話的世界は、読む者を奇妙な世界に誘う。」
――宮沢章夫
[目次]
地獄谷温泉 無明ノ宿
あとがき
特別付録
上演記録
「虹む街」
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いつの日か、その街のコインランドリーは、最終営業日を迎えた─。ネオンの光も香ばしく滲ませる飲食店街の、語られぬ思いが渦巻く、滑稽で哀切な人間ドラマ。これぞまさしく、「コロナの時代」の寡黙劇。
〈小説なのか戯曲なのか「区分け」の曖昧な文章を、あえて書きました。(…)「虹む街」とは、執着やこだわりから解放されたシームレスな場所を意味し、それは演劇、劇場そのものでもあると言えます。(…)私たちは、いま、「内面に向き合うこと」を強いられています。生きてもいて死んでもいるかのような、「優しい亡霊」として〉(本書「あとがき」より)。
本作は、いわゆる戯曲の形式(役名と台詞とト書きの列挙)ではなくて、小説やエッセイのように散文的なテクストとして記されてゆく。それは、まるで「観客目線小説」といった赴きだ。その書きぶりにおける実験性や、舞台設定(アジアの多様性あふれるコミュニティ)などもあいまって、タニノクロウの「ネオ・アングラ」なる資質を大きくはばたかせている。
「新しい戯曲」として、未来にアーカイブされる文学作品。カバーイラストは森泉岳土、カバーデザインは吉岡秀典。
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